後遺障害等級認定の流れ
交通事故の発生・受傷
交通事故に遭い，受傷してしまった場合，当該傷害を治療するために病院に
入通院します。
このとき，後の後遺障害等級認定を考えて，必要な検査等を受けておくとよ
い場合があります。
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症状固定
交通事故による傷害の治療のため，病院へ入通院したものの，これ以上
治療を継続しても治癒しない障害が残存した場合（症状固定），このよ
うな障害が後遺障害となります。
損害保険料率算出機構等に申請して,後遺障害等級を認定してもらうこと
になります。
方法としては，
①交通事故の加害者が加入している保険会社を通じて，
事前認定をしてもらう方法
②被害者自身が加害者の加入する自賠責保険に対して
直接申請する方法
があります。
※受傷後6か月を経過すれば，いつでも申請が可能です。
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後遺障害等級認定
上記①②の方法により，損害保険料率機構に等級認定の申請をした後，
おおよそ40日前後で，後遺障害等級が認定されます。
認定された後遺障害認定に不服がある場合には，新たな医学的証拠を加
えて，異議申立をすることができます。
※異議申立は，何度でも行うことが可能ですが，相当の期間がかかりま
すので，交通事故の損害賠償請求の時効には注意しましょう。